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アイデアからビジネスまで

豊沢豊雄さんという人がいました。
いろいろな発明に関する本を書き「アイデアはお金になるんだ、発明家になってお金を得よう」と夢を与えてくれました。
私も本を読んで憧れた時がありました。
しかし、最近では、アイデアを実現しようとすればするほど、お金を使ってしまうことが多いことに気づきました。
私もアイデアを出すのが今でも好きです。
困ったものです。
アイデアだけで終わらせず、お金と時間をかけても試作してみたくなるのです。
やっと試作ができたとします。
多くの試作の中から、どうしても売り出してみたくなるのが出てくるのです。
困ったものです。
他の仕事を放り出してまでネーミングやカタログ作り、量産方法やコストを考えてしまうのです。
なんとか売り出したとします。
けれども、ほとんど反応がありません。
また、初めは売れても後で売れなくなることもあります。
そんなとき、いつも何故だろうか考えて悩み、あらゆる人に聞き続けます。
昔、ミラーボールセットを開発して、数年間売っていたことがありました。
本来、コミーに向かない商品なのに、アイデア好きなために、ずるずるとお金と時間を使ってしまったことがありました。
商品が孝行息子に育つのか、元々ドラ息子で、早く勘当した方がよいか、決めなければならないのです。
本業の稼ぎが悪ければ会社はつぶれます。
コミーの場合、「気くばりミラー」という本業には、25年近くつぎ込んでいます。
この「気くばりミラー」の「生産システム」「販売システム」「CSシステム」「試作開発」にエネルギーをかけてきました。
そのため、使用現場、販売現場、生産現場へ少しでも顔を出し、問題点を聞き続けているつもりです。
本業のアイデアを提供してくれた人の99%は、25年間考え続けたことの中にあります。
しかし、残りの1%も大切です。
新しいアイデアで本業で本当に役に立った場合、その人を忘れずに感謝し続けてきたつもりです。
逆に本業以外のアイデアは、他人にどんどん話してしまおうということにしました。
コミーは教えられたり教えたりの関係づくりから成り立っています。
アイデアは、極めて重要ですが、労力(コスト)はかかりません。
しかし、試作、販売、生産システムは時間やコストがかかります。
今のところコミーは、おかげ様で出て行くお金より入って来るお金の方が少し多いので、ビジネスが成り立っていますが…。