Home > 万引問題情報室 > 少年万引モラルハザードNo.1

少年万引モラルハザードNo.1

産經新聞 5月12日記事

モラルって何ですか。

何故志郎登場!!
「どうしたら万引という社会問題を解決できるだろうか?」との視点から、
「 なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と考え続ける何故志郎。
何故志郎は、まだ、万引の現場を見たことはありませんが、強い問題意識を持っています。

何故志郎は、
ある朝、キオスクで産經新聞を買った。
社会面に「少年万引モラルハザード」が載っていた。
今までにない鋭い切り口。生の現場取材の連載記事だった。

5日間読み続けた。
あらゆる人にぜひ読んでもらいたくなった。

今回ご紹介する第1回目の記事の終わりの方に

一方、報道番組を手がけるテレビプロデューサーの吉永春子さんは「日ごろから万引が多く、店側がうんざりしているのは分かる。でも、子供は万引に興味を持つもの。警察を呼ばず、再犯させないよう粘り強く説得するぐらいの気持ちが店側には必要だった」と、少年育成の大切さを指摘している。

と、ありました。それを読んだ何故志郎のコメント。

「店側がうんざりしているのは分かる」と、ありました。

「うんざり」の言葉。「毎日の単調な生活にうんざりする」なら分かります。うんざりとは辞書に「物事に飽き果てていやになるさま」とあります。万引の被害者、経営者が“うんざり”の程度なんですかねぇ?
また、「分かる」といっていますが、現場で本人に聞かずに何故分かるのですか?

「子供は万引に興味を持つもの」

そりゃ、子供は万引だけでなく、殺人やセックスにもいろいろ興味を持ちますね。それで何をいいたいんでしたっけ?

「警察を呼ばず、再発させないよう粘り強く説得するぐらいの気持ちが店側には必要だった」

ええっと、小学校で習いませんでしたか。職業にはそれぞれ役割がありますと…。
例えば、

●「お店」は物を見せて欲しい人にはお金と物を交換するのが仕事。
●「警察」は泥棒を捕まえ、再発しないようにするのが仕事。
●「学校や家庭」は泥棒をすると本人の人生がダメになるのを教えるのが仕事。
●「マスコミ」は現場の正しい情報を一度に多くの人たちに伝えるのが仕事。
●「テレビプロデューサー」の役割は…………何でしたっけ?

要するに万引問題を解決するにはどうしたらいいと思いますか?

このプロデューサーの発言をあなたはどう思いますか?

以下の記事を読んで頂き、ご感想、ご意見などmailまたはTel・Faxなどでお寄せ下さい。
mail@komy.co.jp Tel:048-250-5311 Fax:048-250-5318

<第1回連載>
産經新聞 5月12日記事

画像:産經新聞 5月12日記事「モラルって、何ですか。私には分からない。教えてほしい」
川崎市の古書店の男性経営者(44)は雑誌を整理していた手を止め、記者にそう問いかけた。
1月下旬、漫画の古本を盗んで警察官に任意同行を求められた中学3年の男子生徒=当時(15)=が逃げ出し、電車にはねられ死亡した。

警察に通報した彼の店には、「人殺し」「少年なのに配慮が足りない」など30件を超える非難の電話や来訪者が相次いだ。
彼はショックを受け、廃業を決めて閉店。
しかし、「店側に落ち度はない」との声もあがり、約1週間後の2月上旬から営業を再開した。
少年でも通報すべきか、少年だから通報してはいけないのか-。

営業再開から3カ月を経た今も、答えを見だせない。さらに事故後、再び万引被害が相次いだことが、彼の苦悩を大きなものにしている。

営業再開後の約1カ月間で2度も中高生とみられる別々の少年2人が、ビデオテープなどを盗み逃走した。

通報したことで心に傷を負った彼の”弱み”につけ込んだ悪質な犯行とみられる。
2度とも見て見ぬふりをした。警察にも届けなかった。
事故死した少年の姿が脳裏をよぎり、追いかける気力が生まれなかったからだ。
事故後2カ月が過ぎても110番通報を非難する電話が店に頻繁にかかってきた。
「世間は敏感で、想像を超えた反応をするもの」。

彼は一つの”教訓”を得たが、その代償として、電話の呼び出し音が鳴るたびに胸の鼓動が高鳴り、不安感に襲われるようになった。
警察庁によると、商品万引は増加傾向にある。
平成9年には全国で106,181件だった警察の認知件数が、14年に14万件を突破。わずか5年間で30%も急増した。補導や逮捕など検挙対象の3、4割が、20歳未満の少年たちだ。
同年、被害総額は約47億円に達し、国内経済に与える影響も無視できなくなってきている。日本書店商業組合連合会によると、国内の書籍と雑誌の売り上げは平成8年以降、5年連続で減少。14年には同会に所属する書店の5%にあたる約500店が閉店したが、不景気に加え万引の影響も指摘され始めている。
経済産業者は同年6月、国内2,530店舗を対象とした万引被害の調査を初めて実施。その結果、1店あたりの年間平均被害額が約210万円に上ることが分かった。中には「500万~1,000万円」の被害店舗が約2%もあった。小中高生の万引犯が、全体の約七割にも達していた。

同省では「万引の年間被害額は店の年間売り上げの1~2%に相当する。人件費や光熱費などの諸経費を引いた年間純利益は1%前後とみられているので、書店経営に与える影響は深刻だ」と指摘する。
少年の万引について、社会はどう対応すべきか。帝京大学法学部の土本武司教授(刑事法)は「川崎市の古書店の警察への通報行為は、ほめられることはあっても非難される点はない。犯行を見逃せば法治国家が泣くし、無秩序状態を誘発しかねない。犯人が少年だからといって、区別する理由はない」と店側の行為の正当性を強調する。
一方、報道番組を手がけるテレビプロデューサーの吉永春子さんは「日ごろから万引が多く、店側がうんざりしているのは分かる。でも、子供は万引に興味を持つもの。警察を呼ばず、再犯させないよう粘り強く説得するぐらいの気持ちが店側には必要だった」と、少年育成の大切さを指摘している。

多発する少年の万引事件。なぜ、少年たちは万引に走るのか。
社会や警察は、どう対処すればいいのか。

犯罪としては軽視されがちな「万引」を取り巻く現状をリポートする。  (比護義則)

画像:川崎市の古書店
少年の万引を警察に通報し、
非難と激励の両極端の声が

寄せられた川崎市の古書店

■川崎市の万引少年事故死 1月21日夕、川崎市の古書店で、市立中学3年の男子生徒=当時(15)=が漫画の古本6冊(計1750円)を万引したのを店員が発見。
男子生徒が名前を明かさなかったため、同店が110番通報した。
川崎署員が任意同行を求めると、男子生徒は背負っていたリュックサックを投げ捨てて逃走。約50メートル離れた私鉄沿線の踏切で、下りた遮断機をくぐり抜け電車にはねられ、死亡した。

No.2 「脱“性善説”窃盗団結成、換金目的も」に続く。

お試し無料貸出し制度

最適なミラーを選ぶには(1)映る範囲、(2)像の大きさ、(3)使用環境の3つの条件が決め手になります。
現場で確認したいこともあると思います。お気軽にお電話ください(個人のお客様を除く)。