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推薦本:もう万引はやめて

推薦本:もう万引はやめて

長年、万引犯の補導にたずさわってきた私服警備員の切なる願い!

目次

もう万引はやめて
著者:幸三加 夢子
発行所:(株)文芸社
03-5369-2299(販売)
価格:1,200(+税)
<第1章> 万引とは何か
・万引した、しない
・万引の「万」と「引」
・社会生活に大切なこと
・万引は犯罪 他
<第2章> 親の背を見て子は育つ
・人となる以前(幼少期)に、あってはならない話
・小学生(物事を非常に敏感に感じている)君たちへ 他
<第3章> 万引行為
・短気は損気なり
・常識 他
<第4章> もう万引はやめて
・目は心の窓
・変わってきた親の考え 他

この本を読んで

この一冊に込められている「我慢し、努力し、正当な手段で手に入れる喜び」を感じてほしい

会社員 大室由香様

この本は、私服警備員の鋭い視点から書かれているが、もちろんそこには人として、また母としての心からの想いも強く感じることができる。
この本のなかで筆者の万引する人への表現に「哀れ」というのがあるが、私は大いに賛同する。電車で人を掻き分けて座席に座ったおじさんの例もそうだが、心が満たされていれば、そんな思い遣りのない行動を取ることは決してないだろう。
どんな理由であれ、それは万引の理由になどならない。万引を辛いこと、イライラの捌け口にしてはならないとある。これは筆者が、万引という行為がいかにその人の内面を病ませているかを深く理解しているからだと思う。最近の少年・少女の万引は余りに軽々しい理由で行なわれる。欲しかったから、イライラしていたから。そんなことは誰でも思う。それでも線を越えないのは、万引して欲しいモノを手に入れても、失うモノの方が遥かに多く、重く、大きく、尊いと解っているからではないだろうか。それが解っていれば万引をしようなんて思いもしない。

そういった感覚を、小さい頃から見につけてほしい。我慢し、努力し、(もちろん正当な手段で)手に入れる喜びを自然な事として感じてほしい。また、それは親子の日常のコミュニケーションのなかで育んでいってほしいと思う。
ぜひこの一冊に込められている訴えに目を向け耳を傾けてもらいたい。

多感な時期の子供を持った母親、父親に読んでいただきたい一冊

会社員 松岡邦和様
会社員 松岡邦和様

筆者の“私服警備員のオバサン”は、数多くの多様な生の人生に触れてきた。そして、ほんの些細な気持ちの揺れから生じた「万引」という犯罪が、その後の人生を大きく変えてしまうことを身をもって体験してきた。であるからこそ、こういった、説得力のある文章がかけるのであろう。
犯罪はどんどんエスカレートしてしまう。そして、気がついたときにはもう取り返しがつかないところまで来てしまっている。まさに、最近の思いもよらない青少年の重犯罪の多発がそれを示しているが、“オバサン”は「万引」という行為を通して、そのことに誰よりも早く気がつき、強く警鐘を鳴らしてきた。いわば、先駆者と言える。
振り返れば、青少年の非行の原点は常に「窃盗」であるかもしれない。親から無断で持ち出す、クラスメイトから掠め取る、そして「店」から万引する。窃盗行為がエスカレートにつれ、逆に罪悪感がどんどんマヒしてくる。自責や自省という言葉を忘れ、悪いことはすべて他人や社会のせいにする。……なんて、つまらない人生になってしまうのだろう。
「万引犯」を補導することは、店の自衛の為だけではない。“万引を行なった君たち”に一日でも早くこのことに気づいて欲しい。“君たち”の両親にも…。“オバサン”はそう訴える。
元来、人はそんなに強くない。特に誘惑には弱い。そんな時、誰かが悪い誘惑を断ち切ってあげなければいけない、と筆者は言う。筆者は私服警備員として何度となくそのことを実践してきた。しかし、言うまでもなく、まず親であるべきだ。
親の立場で思う。子どもに対し、厳しく叱る事ができているだろうか。叱るという名のもとに、実は感情にまかせてただ怒鳴っているだけではないのか。逆に、欲しがる物は何でも買い与えて、「我慢」することの大切さを教えていないのではないか。
“オバサン”  はやさしい言葉を使っているけど、本当はすごく怒っている。我慢を知らない子ども達に対して、そして、きちんと道理を教えない親達に。

「万引」という行為を誰よりも長く深く見つめてきたが故に、“オバサン”には現在の病みつつある日本の社会構図が見えている。何とかしなければいけない。その気持ちが、『もう万引はやめて』という、本の題名に凝縮されている。
人生でもっとも多感で大切な時期(筆者談)の中学生に、そして中学生になろうとする子どもを持った母親、父親にぜひ読んでいただきたい一冊である。

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