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商業界 98年10月号

ミラーは万引防止だけでなく人員配置の合理化にもつながっている

「ミラーが設置されていることで、レジにスタッフをはりつけなくてもすむので仕事の効率化に役立ちます。人員配置の合理化にもつながっている」
「設置以来壊れることもなくメンテナンスも簡単。取り付けや取り外しが簡単なのでリニューアルにも問題なく対処できます。

販売員の効率化に役立つミラー

商業界表紙ヨドバシカメラ西口本店は、新宿西口にカメラ・家電の総合館、時計総合館をはじめ、いくつかのディスカウント専門館を展開、平日、休日を問わずどの館もいつも多くのお客でにぎわっている。

現在防犯対策としてはミラー、防犯カメラ、警備員、センサーなど、ほとんどの策を講じている。これらはあくまでも万引きを抑止するための対策であって、万引きを実際に捕まえるのは私服で入っている防犯係のみである。

また、同店は「お店に来店されるお客様は皆、善意のお客様である」という姿勢をもっている。そのため、西口本店の200人の社員は店長をはじめ、誰一人として防犯の仕事は行ってはいない。

そんな中でミラーの役割を西口本店櫛部克彦店長は、「ミラーが設置されていることで、レジにスタッフを張り付けなくてもすむので仕事の効率化に役立ちます。そしてそれは人員配置の合理化にもつながっている」という。

ミラーがあれば店内からレジを見ることもできるので、商品陳列をしながらレジ対応もできる。商品を陳列している最中でもレジにお客が向かえば、ミラーで確認して対処できるのでお客様を待たせることもない。

お客が多い時間帯はどうしてもレジに人を配置しなければならないが、閑散の時間帯には人員を減らすことがミラーによって可能になっているという。

メンテナンスも簡単なミラー

商業界記事もう一つのミラーの利点として櫛部店長は「メンテナンスの簡単さ」をあげている。

ヨドバシカメラ西口本店では10年くらい前からミラーを導入しているが、「設置以来壊れることもなくメンテナンスも簡単。なにより簡単に取り外せて簡単につけられるので、リニューアルにも問題なく対処できますし、店間移動も簡単で便利ですね」(同)。

テープ館などの細かい商品が山積みされている売場では店の隅やレジの近く、中央などにいくつもミラーが取り付けられている。販売員の手をわずらわせることなく、店全体を見渡して見せてくれるミラーは今ではなくてはならない店の一部になっている。

もちろん万引き防止という点においても見えないところで一役かっている。私服の防犯係にしてもミラーがあることで仕事の効率が上がっているのはいうまでもない。また櫛部店長は「ミラーを入れて被害が減ったかどうかの確認は行っていませんが、ミラー導入後棚卸しの際にロスが減ったことは確かです」という。

「防犯カメラは人を張り付けないと意味がないので、今では抑止するためだけに設置しているようなもの。でも、ミラーは抑止する効果だけでなく、店員の仕事の効率化に役立つという点で一歩上をいっているという感じです」。