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日刊航空 04年9月29日号

ミネベア・昭和飛行機工業・コミーがA380プログラムに参画、
日本企業は21社  横浜ゴムも新契約、売上計 46 億ドル以上に

エアバス社は9月28日、ミネベア、昭和飛行機工業、コミーがA380型機の生産に参画したこと、横浜ゴムと新たなパーツ契約を締結したことを発表した。

今回3社が新たに加わり、A380プログラムに参画する日本企業は合計21社となった。
また、横浜ゴムが新契約で合意したため、これら日本企業21社がA380から得る売上は合計46億ドル以上になる。

◎ミネベア:ロッドエンド・ベアリング、スフェリカル・ベアリング、ロッド・アッセンブリー、ローラーベアリング

ミネベアのこれらの製品は、エンジン、着陸装置等A380の安全航行上重要な部位に使用される。設計および製造は、同社の軽井沢工場の他、英リンカーンシャー、米ニューハンプシャーといった欧米地域でも行われる。ミネベアは1982年以降、エアバスの航空機プログラムに参画している。

◎昭和飛行機:ハニカム

A380の複合材向けにハニカム「アラミッド・ハニカム」を供給する。主要な材料は同社の昭島工場で生産される。現在、エアバス社の各工場で製品の認定作業中。昭和飛行機工業がエアバスの航空機プログラムに参画するのは今回が初めて。

◎コミー:手荷物棚ミラー

コミーは、客室内の頭上手荷物棚に取り付けられる特殊ミラーを供給する。このミラーは平面でありながら凸面鏡の機能を持っている。高かった手荷物入れ内部が一目で見えるようになり、「忘れ物の確認」や「セキュリティ・チェック」が簡単にできる。開発と生産はすでに川口工場で進行中。コミーは2000年以降、エアバス機にミラーを提供してきた。

◎横浜ゴム:新型プリプレグ

横浜ゴムはA380の腹部フェアリング向けに新型プリプレグを提供。現在、スペインのへタフェ工場で認定作業中。生産は平塚工場で行われる。横浜ゴムは貯水タンク及び浄化槽タンクの供給で既にA380に参画している。今月初めに同製品の出荷を開始した。