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日経産業新聞 04年9月29日号

ミネベア 昭和飛行機工業 コミー「A380」に部材納入

欧州エアバスは28日、2006年就航予定の超大型旅客機「A380」向けにミネベア、昭和飛行機工業、ミラー専業メーカーのコミー(埼玉県川口市)から部材を調達すると発表した。すでにタンクの調達で合意している横浜ゴムとは取引を拡大する。4社からの新たな調達額は3億5千万ドル
( 約380億円 ) とみられる。

昭和飛行機からは軽量・高強度で耐熱性が高い航空機構造材のアラミッドハニカムを調達する。 昭和飛行機がエアバスの航空機生産に参加するのは初めて。

コミーからは客室の荷物だなに取り付ける特殊ミラーを調達。平面だが凸面鏡のように広角に映し出す機能を持つ「FF
ミラーエア」を標準装備する。乗客が降りる際に忘れ物チェックがしやすくなるという。

ミネベアからはベアリング製品を調達する。エンジンや着陸装置など航空機で重要な機能を担う部位用に、1機あたり850以上を購入する見通しだ。

横浜ゴムは9月初め、エアバス向けに貯水タンクと浄化槽タンクの出荷を始めた。さらに翼と翼の間の腹部全体に取り付けるカバーとなるフェアリングに使う素材の一つ、プリプレグも新たな調達品目に加えた。今回の調達決定でA380向けの日本企業からの調達は21社、計46億ドル以上になる見込み。