旧 NTT西日本 東海病院 様
転倒事故の防止と、患者さんの安全な搬送のため、院内の5か所にミラーを設置しました。
患者さんの中には、筋力の弱い方や足元の踏ん張りがきかない方もいますので、衝突が転倒事故へとつながる心配があります。
ミラーがあるのとないのとでは、安心感が違います。
ミラーを付けてから、職員も気にして見るようになりました。安全に移送できるようになったという声も聞いています。これからも転倒事故を起こさないための環境づくりに取り組んでいきたいです。
旧 西日本電信電話株式会社 東海病院
医療安全管理室 医療安全管理者
看護主任 平野 三和様
設置例1:放射線科近くのL字路 (LC7)

このL字路は、病棟や外来からレントゲン撮影のために患者さんがよく通られるところです。 患者さんをストレッチャーでレントゲン室へお連れすることも多いですが、以前はL字路の手前で一度止まって、曲がった先に人がいないかを確認していました。 ミラーをつけた現在では、ストレッチャーを止めることなくミラーで安全確認しながら通ることができるようになりました。
設置例2:トイレの出入口前 (FT46)

ここは男女の出入口が一緒で、検尿を出す場所でもあるため、たくさんの患者さんが出入りします。トイレから出てきた患者さんと、通路を歩いている人がぶつからないよう、ミラーを設置しました。 ミラーは患者さんが見やすいよう大きいものを選び、目に入りやすい高さに設置しました。
設置例3:階段の出入口 (L5)


院内の通路には、患者さんが迷わないよう行き先案内の線(例えば放射線科は青など)が引いてあります。この線の上を歩く患者さんや、シルバーカー(歩行補助用の手押し車)を使って壁沿いを歩く患者さんと、階段から通路へ出てきた人とがぶつかりそうで危険だったため、ミラーを設置しました。
設置例4:手術部手前のT字路 (L7)


南館には手術部や健診センターがあります。そのためこのL字路は、手術患者さんを乗せたストレッチャーや健診センターの利用者などがよく通ります。 健診センターの利用者は、健康で歩くスピードが速い方も多いので、しっかり見える大きめのミラーを選びました。
連絡通路近くの十字路 (LT5)


南館への連絡通路に近いこの十字路は、主要な通路であるため、人の往来が多く、衝突が起こらないよう天井にミラーを設置しました。